白湯とは・・・体に良いと言われながら、その効果や作り方を知っている人は少ないのではないでしょうか。シンプルな飲み物ながら、健康や美容に大変良い効果があります。白湯の秘密をしって、その効果を効率よく取り入れて、美しいからだをつくっていきましょう。
1.白湯とは
白湯（さゆ、しらゆ）は、何も入れてない水を沸騰させたものです。白湯を冷ましたものが「湯冷まし」と言われています。一度沸騰させていることで、カルキなどの不純物がとび、口当たりがやわらかくなります。
2.白湯の効能
※血液の循環を良くし 瘦せやすい体へ
白湯を飲むことで、内臓が温まります。これにより全身の血流がよくなり、基礎代謝の向上につながっていきます。内臓温度が1℃上がると基礎代謝も約10％上がると言われているので、脂肪が燃焼されやすく、瘦せやすい体へと導かれていきます。
※内臓疲労が回復し 老廃物を排出
白湯を飲むことで内臓が温まるので、弱っていた内臓が活発に働き始めます。消化作用が促進されることで、体内の毒素や老廃物が排出されやすくなります。
※尿量アップで むくみ改善
白湯を飲むと、血液やリンパの流れが良くなり、体内にあった余分な水分を尿として排出してくれます。ゆえにむくみや便秘の改善に効果が期待できます。
その他にも 冷えの予防や肌荒れの改善、ダイエットなどにも良いとされています。
3.白湯の作り方
１.やかんに水を入れて蓋をし、強火にかけます。
2.水が沸騰したら蓋を取り、弱火にして10～15分ほど沸かし続けます。
3.カップに注いで適温まで冷まします。
（飲む分以外は保温ポットに入れておくと、持ち運びができて便利です。）
4.白湯を飲むタイミングと摂取量
※１日の飲む量は、700～800mlが理想的とされております。デトックス効果の高い白湯の飲みすぎは、必要な栄養まで流してしまいかねないのです。
※朝、毎食時、寝る前などが、良いタイミングです。
目覚めの白湯は、冷えた胃腸を温め、消化を促しお通じにいいと言われています。食事中の白湯は、消化吸収を助け、代謝が上がることでカロリー消費につながります。寝る前の白湯は、体を温め心地よい眠りにつくことができ、就寝中の体内環境をよくしてくれます。
※白湯は、一気に飲まず すする様にゆっくり飲むことが大事です。１杯１０分程度がおすすめです。
また、飲み始めはまずいと思われる方も多くいらっしゃるでしょう。美味しくないと感じるあなた、実は体に毒素が溜まっているからだと言われています。まずは１ヶ月続けましょう。デトックス効果と共に味の変化も実感できるでしょう。
※生姜（体を温める）、はちみつ（栄養補給）、レモン（美肌・ダイエット）などを加えてアレンジすることもできます。
おわりに・・・
白湯のルーツは、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」にあると言われています。3000年以上もの歴史を持つインド発祥の伝統医学「アーユルヴェーダ」では、とても重要な飲み物であるとされています。
お金もかからず手軽に始められる健康ダイエット「白湯」。上手にのみ続けていくことで、体にうれしい白湯の魅力を実感してみてください。
