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みんな健康になって欲しい。ただそれだけで趣味で野菜を作り続けて85歳!シソ農家の今村さんにインタビューしてきました!

みんな健康になって欲しい。ただそれだけで趣味で野菜を作り続けて85歳!シソ農家の今村さんにインタビューしてきました!

ピロール農法の素晴らしさをもっと多くの方に知っていただくために、「人」に密着してインタビューするシリーズ。

今回はシソ農家の清水さんにお話を伺いました。

今のお仕事を始めたきっかけを教えてください。

定年退職後、同じ会社に70歳まで勤めさせていただいていました。

とは言っても現役を引退した世代なので、週の半分とか1日の半分だけ出社する。といった過ごし方をしていまして、「時間が空くから畑でもやろうかな。」と思い立って農業を始めたのがきっかけです。

その根っこにあったことは、人間、健全な遺伝子を残すことが生物としての使命かなと。

ただ体が丈夫なだけ、ただ頭が良いだけ。というのももちろん良いのですが、日頃口にする食べ物を根本的に見直していかないと、その使命は叶わないだろう。と考えていました。

まずは自分がこの畑で無農薬の野菜をつくり、家族や孫に食べてもらう。

良さを知ってもらった上で、知人や親類に広めて・・・そうしているうちにいろんな種類の野菜やお米を作るようになったんです。

この畑も、歳をとったからと言って辞める人が年々増えて来て、「今村さんなら長いことここで畑をやっているから愛着もあるし、このまま放置するのももったいないから、お世話してくれないか」という話になり、気がつけば15年。現在85歳です。

ピロール農法を知ったきっかけは?

ピロール肥料を販売している(株)エルゴンさんの事務所が、たまたまうちの近所にあったんです。

今は武生の方に事務所を移されていますが、「農業に関わるものが何で土を踏めない2階で仕事しとるんやって〜(笑)」と当時冗談で黒田社長をからかったことを思い出します。

ちょうど同じ頃、食品関係のお仕事に携わる友人から「今村さん、ピロール農法って知ってるけ?これで作るといい野菜ができるんだよ!」と教えてもらったのも大きなきっかけになりました。

人参を食べさせてもらったんですけどね、とても甘くて美味しかったんですよ。

そこから興味が湧いて、ピロール農法の研究に尽力されていた、北陸のエジソンと言われる発明家の酒井弥(さかいみつる)博士の講演に何度も足を運びました。

・・・ところが、画期的すぎて、当時の世の中の常識とは一線を画す農法だったこともあるせいか「あんなことを真に受けるな」と言う心無い方もいたりして、何十年も相手にされませんでした。

ただでさえお金になりづらい農業に、聞き慣れない農法ですからね(笑)

ですが、土が良くなるから根っこも強くなる。すると、根腐れしないし、連作もできる。こんな魅力的な特徴があるんです。

「何でみんなやらないんだろう!?」という気持ちですね。

誰かが医学的、科学的な面で良さを知り・広めて言って欲しいなといつも思っています。

随分と変わった場所で畑をやられているんですね。

この河川敷一体で農作業にあたる人の名簿を私が取りまとめて、県に申請し使用料を納め、こちらで作物を作らせてもらっています。

20人ほどがこの辺一体で農作業にあたっています。

稀に河川の氾濫で畑が水浸しになってしまうこともあるんですが、10年以上もここでやっていると愛着もわいてきて、いまさら他の場所にも移れないですよね。何より、だいぶいい土になっていますし。

ピロール農法はシアノバクテリアという微生物の働きで、土中に酸素が豊富に行き渡る農法です。

大雨に流されたら流されたで、この微生物の働きで河川や海が綺麗になるから、それはそれでいいかなと思っています(笑)。

海の近くに住む人は、海を綺麗にするために近くの山を綺麗にしている。という話も聞くので、それと似たようなものだと思っていただければ。

1日のスケジュールを教えてください。

今の時期は収穫、出荷があるので5時に起きて畑で収穫、袋詰めして野菜を出荷するので忙しいです。

あとは草取りや水やりなど。この広さなのでやることもたくさんなんですよね。

トマトやきゅうり、シソも香りを嗅いでもらったり、食べてもらったりすればわかるんですが、ほんとうに美味しいし、いい香りを出すんですよ。

そこに植えてあるお花も、綺麗な色でしょう。

ここの畑は完全無農薬の栽培ですね。虫がつくこともありますが、普通の畑に比べたら全然少ないです。

農薬や化学肥料を使って作られたシソは匂いを嗅いでもらえばわかりますが、薬の匂いがするんですよ。

みんな化学肥料や農薬を使っておかしくなっちゃっているんです。

ピロール農法で育つ食物は、根っこも白くて強いんです。

お米作りも同じで、根が強いから風にも強いし、倒れない。

シアノバクテリア自体が地球で2番目に古い生き物(微生物)なので、その生命力たるや・・・!という感じですよね。

困っていることはありますか?

困っていることと言えば、、、虫がつくところぐらいでしょうか。

それでも、普通の薬を使う育て方に比べたら全然少ないですよ。

今後の展望について教えてください。

みんな健康になって欲しい。ただそれだけですね。

趣味みたいなものです。

85歳とは思えない若々しさ、元気なお姿が印象的でした。

とれたてのきゅうりやトマトを食べさせていただきましたが、薬っぽさも全くなく、みずみずしかったり、甘かったり。

特にトマトは美味しかったなぁ・・・

こういう食生活を日頃から続けていることで、今村さんのようにいつまでも元気に若々しく過ごせるんですね。

以上、シソ農家の今村さんのインタビューをお届けしました!

これからも美味しい野菜を続けていただきながら、私たちがその良さや魅力を広めていけたらと強く感じています!

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