初めまして。スタッフの高橋です。幼稚園児と小学生2人の娘を持つ、アラフォーワーキングマザーです。座右の銘は『食べることは生きること』どうぞよろしくお願いします^^
ミッション【ピロール梅を収穫せよ!】
さてさて。早速ですが、先日、谷さんに同行して、ピロール梅干しになる梅を収穫してきました。
舞台は、海と山が広がる自然いっぱいの福井県南越前町河野村。
今回は、海ではなく梅なので、山へと車を走らせます。お天気にも恵まれ、気温は36度!!平熱か!
私の切実な身体の心配をよそに、トトロのような世界に胸を高鳴らせる少年、谷さん。
ところで、梅ってどう収穫されるか知っていますか?実は、私は初体験でして、この車中、全く想像ができていませんでした。
福井は梅の栽培も盛んなので、車で通っている平地の道路沿いに梅の木が植わっている姿は見かけたことがあるのですが、まさかこんな山の中に連れてこられるなんて。
こうなってくると、どんな場所に梅の木があるの?どう梅を収穫するの?トイレはあるの?←切実
全く分からない!
そうこう思いめぐらせている内に、山の登り口に到着。先日畑の取材をさせていただいた清水さんと園田さんが笑顔で出迎えてくださいました。(挨拶に夢中で写真を撮り忘れる失態。)
ここからは車を降りて徒歩になります。
いざ山中へ!梅はどこに?!
早速山に入り、獣道のような道を歩きます。
清水さんと園田さんの後に続き、勾配のある山道をざくざく歩くこと約5分。(ちょっとウォークラリーみたいで懐かしい!と心躍る反面、ものの2分で息があがるアラフォーの切なさ)
そこに広がるのは…
梅の木ー!!
ここは、昔々は田んぼだったそうです。
「山の中で田んぼは難しいね!」となった先人が、田んぼを埋め立て、梅の木を植えたんですって!”
さぁ。機は熟した。梅も熟してる。というわけで、早速収穫開始です!
ピロール梅、現る・・!
自然の中でのびのび育った梅の木に、ぶどうのようにたわわに実る梅たち。たわわ過ぎて思わず感嘆の声をあげてしまいました。
もちろん完全無農薬。
このままでも、もいで食べてしまいたくなります!
日本人の体内には解毒酵素がないのでそのままは食べられませんが、そのまま食べる習慣のある国もあるそうです!
脚立やお手製の道具を使って枝をたぐり寄せ、1つ1つ梅をもいでいきます。
高いところは道具でくいっと。
枝が折れそうで怖い高橋。
低いところから高いところまで、ありがたくすべて収穫させていただきました♡
次々と収穫用リュックがいっぱいに!
梅と少年、谷さん。
清水さんに「時間が経つのも忘れるくらい楽しいよ!」と言われた通り、あっという間にお昼になりました。
梅を食す!!
お昼は、園田さんが手作りのピロール米と、去年こちらで収穫した梅の手作り梅干しでおにぎりを用意してくださいました。
ちょっとちぎり方が雑で申し訳ないのですが、これがもう本当に絶品でした!
元シェフの園田さんの手作りというだけでも美味しさ格別ではありますが、とにかく!お米1粒1粒がギュっとなった口あたりと、お米の香り。そして梅干しを食べた時の感動たるや。
梅干し大好きで、今までいろんな梅干しをいただいてきましたが、こんなに梅本来の香りが広がる梅干し、食べたことない!!しそとお酒の香りと共に、引き立つ梅の香りがなんとも言えません。お米と梅の2大主役を堪能し、若干食べ過ぎました。
「こんなにおいしい梅干しになるんだ・・!」午後の部もがぜん気合が入りました。ごちそうさまでした!
梅をお持ち帰り。
帰りは1つ約40キロと言われる梅ぎっしりリュックを皆さんで手分けして担ぎます。私もこの梅の美味しさを皆さんにお届けするんだ!!と息巻いて担ぎました。
ヒーヒー言いながら山道を歩く私の目の前には、そのリュックを前と後ろに担ぐ谷さん、リュックを背負い大きな脚立を脇に担いでひょいひょい山道をくだる清水さんと園田さん。なんだこのカッコいい背中達は・・・
奮い立つ高橋。BGMは情熱大陸。
というわけで、今回の収穫!
とったどー!!こんなにたくさん採れました。(写っておられるのは清水さんです^^)
汗だくになって私の眉毛も取れたどー…
これからピロール梅干しに変身し、皆さんのお手元には、大体8月中旬の予定でお届けします。私も早く食べたいなー♡←
清水さん、園田さんありがとうございました!!
最近のPC作業で疲れた目が新緑に癒され、いい汗かいていい風にあたって肌も生き返りました!